連盟史福岡県なぎなた連盟旗

福岡県なぎなた連盟
1955年3月27日 設立

 初代会長に佐田喜久子の「若者よ主流たれ」の激励の下幼少年から成人へと一貫した指導が行われ、1964年、スポーツ少年団、次第に高校生から成人へと一貫した指導が行われ、競技者層を厚くしていった。1967年福岡県体育協会に加盟し、愛好者の増加と共にスポーツ指導員の養成を進めた。

 1966年第4回全国学生選手権大会を、さらに1972年第17回全日本選手権大会、第13回都道府県対抗大会を主管した。

 1968年と1977年に全国指導者講習会を開催し、学校体育指導者の養成に力を注ぎ、学校の正課授業や部活動へと発展し1972年「第1回福岡県高等学校・大学選手権大会」を主催し、1987年福岡県高等学校体育連盟に加盟した。1984年から、若獅子旗大会を西日本新聞社、ライオンズクラブと共催し、小・中・高校の一貫大会として発展している。

 1989年、初代佐田会長が病気のため、とびうめ国体の準備は西高辻奈生子会長に引き継がれた。1990年開催のとびうめ国体では長年の一貫指導により養成された選手の活躍と、これまでに若獅子旗大会や全国的規模の大会の運営の経験を生かすことができた。1992年武道優良団体を受章した。

 国体の翌年からとびうめ国体を記念し、「須恵町長杯」第1回福岡県選手権大会をスタートさせて現在も続いている。

 本連盟も創立から50年を経て、本年6月、西高辻奈生子前会長が勇退し、初代会長の子息である佐田正樹会長が就任した。この記念の年にあたり、とびうめ国体で活躍した選手達の二世を中心とした県内各地域に『KIDSなぎなた教室』を開催し、新たなる時代を託す幼少年を育成している。本連盟の礎を築かれた先師先輩の足跡を想い、伝統文化の継承の意義を深く感ずる次第です。